ネントレする?しない?
色々な考え方があると思いますが、我が家はネントレにチャレンジしてみました。
実践するまでは、”ネントレ”と聞くと、
情報多いし、みんな言ってることバラバラだし、すごく大変な事のように感じてました。
でも、実際やってみたら、赤ちゃんは自分でぐっすり眠れて、ママやパパは自分の時間が取れる。(もちろん上手くいかない日もあるけれど)本当に本当に私はやって良かったと思いました。
ネントレ始めた理由と我が家の記録を残していきます。何か参考になれば幸いです。
ネントレしようと思った理由
眠れなすぎて絶望の日々。マタニティブルーが加速
好きな時に寝て好きな時に起きていた妊婦生活から一転、産後全く眠れない日々が突然始まり、マタニティブルーも相まって、何が何だか分からないけど、全てが辛すぎて毎日泣いていました。
眠れない→疲れが取れない→気分が上がらない→赤ちゃんすら全く可愛く思えない。
産後のママはただでさえ眠りが浅いのに、我が子は夜間すごく唸る子でした。「ア“ア“ッ」「ン”ーー!!!」と激しい声を上げながら本人は寝ていて、私は全く眠れない。でも、心配で離れることもできませんでした。(一歩間違ったら、殴ってたんじゃないかと思うくらい辛かった)
寝ない寝られないと誰に相談しても
今思えばおっしゃる通りなのですが、そのうちじゃなくて、今が辛すぎるんですけど…!!!!(号泣)
自宅に戻れば、ほぼワンオペ育児
産後直後は、里帰りで実家の助けを借りて何とかしてるけど、自宅に戻ればほぼ赤ちゃんと二人きり。自分で全部やるしかない。
何より、昼寝含めて一日に何回もあるねんねで、毎回毎回穏やかな気持ちで丁寧な寝かしつけをしてあげる自信がありませんでした。だったら、自分で寝られるようになった方が、この子も幸せなんじゃないかと思ったのが、ネントレしようと思った理由です。
そもそも寝かせ方が分からない
人生において、ほぼ赤ちゃんと接した記憶がありません。赤ちゃんをどうやって寝かせたらよいのか、眠いけど寝られないよー!と泣き叫ぶ赤ちゃんとどう接したら良いのか、全く想像もつかないかったんです。それを教えてくれたのがネントレでした。
参考にした本
ネントレするにあたり、いくつか本を読みましたが、特にこの2冊を参考に赤ちゃんのねんねについて勉強しました。
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
ネントレという言葉を聞いて最初に読んだ本がこちら。
この本には、以下のことが書かれています。
- 夜泣きの原因
- 月齢別の一日にスケジュール案
- 赤ちゃんのタイプ別寝かしつけ方法
- 安眠のための3ステップ などなど
最初に読むには、おすすめの一冊です。泣かせないネントレ入門書といった感じ。
内容はそれほど濃くはないけど、赤ちゃんのねんねの概要が分かります。薄めの本ですが、文字が多いので産前に読むのがおススメです。
マンガで読む ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方
特に参考にしたのはこちらの本。赤ちゃんのねんねの基礎知識が詰まっている一冊。参考文献をしっかり載せて論理的に書かれています。
この本には、以下のことが載っています。
- 泣いたときの対応方法
- ねんねルーティンの具体例
- 睡眠環境の整え方 などなど
大概のネントレ本が概念的な抽象的なことしか書いてないのに対して、この本はとても具体的な寝かせ方が載っていて本当に参考になりました。”昼寝しない”や”寝かしつけに時間がかかる”などお悩み別に書かれているのも素敵。
マンガ仕立てなのもとても良きポイント。それぞれ章の終わりには、まとめのページもあるので、復習も簡単です。疲れていても読みやすいし、パパやその他家族にも説明しやすい。
私なりのネントレの考え方
本も読んで、ネットでもブログやインスタを調べまくって、たどり着いた私のネントレの考え方。
ネントレとは、生活リズムを整えてあげること
ネントレと調べるとスケジュールがどうこうとか、泣かせる泣かせないとかまあいろんなことが書いてありますが、そんな細かいことは置いておいて、、、
個人的にはネントレとは朝起きて夜寝るの生活リズムを身につけさせてあげる。それ以上でもそれ以下でもないと考えています。
自分で眠る力を信じてサポートしてあげる
いつもねんねは腕の中で熟睡させてからお布団に置いていました。
でも、ある時”もう無理。重たすぎ(まだ4キロくらい笑)”と思い、うとうとくらいでお布団に置いてみたら、数分泣いた後意外と勝手に寝てくれました…。
そもそも赤ちゃんは、おなかの中で勝手に寝て勝手に起きていたのに、生まれた後は、抱っこしてあげないと寝るわけないと思い込んでいました。
生後4か月現在。すんなり眠れる日もあれば、多少泣く日もあります。でも、この泣きも眠れる泣きなのか、眠れない泣きなのか、が段々と分かるようになってきました。
眠れそうな泣きの時には、”頑張れ”って思えるようになってきて、それからはすごく気持ちも楽になりました。
赤ちゃんがもとから持っている眠る力を信じて、応援してあげる気持ちも大切だと思いました。
第一優先はママやパパが幸せであること
赤ちゃんの幸せを願うなら、ママやパパが幸せであることが一番だと思っています。赤ちゃんでも人の気持ちは敏感に察しているはず。不安な気持ちじゃ、赤ちゃんも安眠できないでしょう。
無理してまで、泣いている赤ちゃんに寄り添わなくて良いと思っています。彼らは泣くのも仕事ですもんね。
まとめ
私のネントレしようと思った理由と考え方についてまとめました。
授乳については、助産師さんも保健師さんも一生懸命教えてくれるけど、赤ちゃんのねんねについては、誰も何も教えてくれない。
マタニティブルーとか産後うつとか、産院も保健センターも気遣ってくれるなら、ママがちゃんと休めるように、赤ちゃんのねんねの基礎知識を教えてほしいと本気で思いました。
眠れないって本当に辛いですよね。全人類のママさんパパさん、赤ちゃんを愛するあまり、どうか頑張りすぎないで。(自分にも言い聞かせる)
ネントレと言っても一筋縄ではいきません。我が家の奮闘を残していきたいと思いますので、是非ご覧いただけたら嬉しいです。